前に挙げたこの本を注文して読んでみた。
なかなかのエンターテイメントです。養老先生が帯で書いているように、「ホラーよりもホラー」かもしれません。しかし、残念ながら、この本の内容がいかなる意味で「現実」なのかは良く分からないわけです。確かに、傾向としてこの本に記述されているような人物が増えつつあるというのは、そうなのかもしれない。けれども、書いてある調査の結果は「質的」なものなので、残念ながら「増えている」というような量的なことは言ってないわけである。狡猾だね。「質的」調査というのはこういう風に使うものなのだね。勉強になりました。
この人は、アサツーディケイという広告会社の「200Xファミリーデザイン室室長」だそうである。この本のような調査をするのが仕事らしい。この会社はどういう会社なのか大変興味がわきました。
とりあえず、あと二冊おなじような本を前に書いているみたいなので、読んでみましょう。